TAVI後のPCI×
山脇 理弘先生(済生会横浜市東部病院)
TAVI後のPCI×
山脇 理弘先生
(済生会横浜市東部病院)
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治療戦略
4年程前にTAVIを受けている80歳代の透析患者さんで、「石灰化を伴うLMT bifurcationとLAD tandem lesion」です。TAVI前の造影に比較して、LMT distal~LAD ostialへの石灰化病変が著明に進行しており、灌流域の大きいD分岐後にも、iFRスカウトにて、step upを認めます。特にCTではLAD心筋側に著明な石灰化がLMT distalからLAD、さらにはD、LCX方向へ、Diffuseに分布しています。「PCI after TAVI」ということで、SapienのフレームがLMT入口部前に存在していますので、もしBiplaneシステムが使用できれば、En face viewも用いて、Commissure Tabの確認と、同軸性が保てるSapienのセルを選択するか、STJとSapienフレームの隙間からアクセスするか、EBU 3.5 7Frが同軸にエンゲージ可能か、まずは試してみます。Imagingは、IVUSを使用したく思いますが、石灰化の厚さとwire recrossing pointの同定にはOFDIを使用したく思います。術前アンギオから、LAD方向にRota、LMT-LADへサイズアップ➡scoring balloon➡LMT-LADへcrossover stent +POT + LCXとfinal KBTと思いますが、特にLCXとD1の入口部の石灰化とプラーク性状により、最終的なstent留置は変ってくると思います。最終的な治療戦略はImaging次第かと思います。
【配信時間】11:00 - 12:30
デバルキング×
川瀬 世史明先生(岐阜ハートセンター)
デバルキング×
川瀬 世史明先生
(岐阜ハートセンター)
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治療戦略
狭窄度的には、高度であり、MRIでも虚血が示されているとのことで、治療前のphysiological assessmentはなしで良いと思います。
LCXにワイヤークロス後、直接IVUS施行か、1.5mmのノンコンバルーンにてバルーニング後にIVUS施行します。
IVUSや1.5mmのノンコンバルーンが不通過であった場合は、Rotablator 1.25mm or 1.5mmのバーにてデバルキングする予定です。IVUSが通過して、病変性状が好ましければ、Diamondbackを施行しようと思います。その後に、OMとLCXでkissing balloonを施行後に、OM jailed balloonでLCXにstent留置予定です。OMがTIMI IIIであればkissing balloonは施行しない予定です。
【配信時間】13:50 - 15:20
Physiology guided PCI×
松尾 仁司先生(岐阜ハートセンター)
Physiology guided PCI×
松尾 仁司先生
(岐阜ハートセンター)
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治療戦略
80歳代男性で回旋枝入口部の高度狭窄と左前下行枝近位部の中等度狭窄に対するPCIです。
本症例の治療戦略のカギは
1. 慢性心房細動でhigh bleeding risk 症例であること(Watchman留置)。
2. 灌流領域が広い高位側壁枝との3分岐病変であること。
この2点につきます。
可能な限りLong DAPTが必要となるような複雑なstentingは避けたいと考えます。Stentless治療を目指したいと思います。
この観点からすると
1. 回旋枝入口部のDCA(CARINAの対側を中心とするdebulking)
2. LAD入口部に関してもIVUS所見からdebulking+/- cutting balloon
3. 最後にalternative DEBで終了。
【配信時間】15:20 - 16:50