Japanese Bifurcation Clubは
分岐部病変の治療に焦点をあてた研究会であり
カテーテルインターベンションの
更なる発展に貢献します
2021.07.19
Japanese Bifurcation Club 2021 Live Demonstration 2021 を 9月11日(土)にWEB配信にて開催
2021.04.13
Japanese Bifurcation Club 2021 Conference 2021 を 7月17日(土)にWEB配信にて開催
2021.02.10
Japanese Bifurcation Club 2021 ~The best technique, the best device, and the best practice~の開催決定
2020.04.28
JBC Online 2020 の開催決定
本年開催予定の「JBC Live Demonstration 2020」につきまして、 「JBC Online 2020」として 10月3日(土)にWEB配信 にて開催させていただく事となりました。
2020.04.06
JBC LIVE DEMONSTRATION 2020 の開催について
この度の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、7月10日-11日に開催予定の JBC 2020につきまして、慎重に検討を重ねております。 開催延期や開催方法等の変更がある場合は、決定次第速やかにウェブサイトに掲示いたします。 ご参加を予定の皆様には、ご心配をおかけしておりますが、何卒ご理解いただきたくお願い申し上げます。
2019.12.24
JBC LIVE DEMONSTRATION 2020 の開催が決定しました
今年の、JBCライブデモンストレーションでは、「分岐部治療の標準化を目指す」をテーマに掲げて検討を行います。
世界で最初に経皮的冠動脈形成術(PTCA)が行われてから40年以上が経過しました。初期のPTCAはタイプA、B病変に対する治療でしたが、デバイスとテクニックの進化により、慢性完全閉塞(CTO)病変、小血管病変、多枝病変、再狭窄病変、分岐部病変などのより複雑な病変に対しても効果を示し、その侵襲性の低さから冠動脈バイパス術(CABG)に代わる治療法として多用されてきましたとなってきました。しかしながら、PCIの適応が拡大されると同時に再狭窄/血栓性閉塞等の新たなという問題が浮上し、その課題の克服に向け、さらにデバイスの改良が続きました。
2000年代に登場した薬物溶出性ステント(DES)がその最たるデバイスですが、DES時代となった今日においても残された課題があり、ます。その1つが分岐部病変です。分岐部病変はPCI全体の15-20%を占め、初期成功率、並びに長期開存の維持が困難とされています。そこの原因として解剖学的分岐部病変の複雑さと心拍動に伴う冠動脈の動きの大きさの解剖そのものと狭窄の位置が影響することは周知の事実です。DESは薬剤を血管壁に浸透させねばその役割をは果たせません。分岐部ではその形態により、ステントストラットが血管壁に圧着せず、薬剤が浸透できない部位が残り、そこに新生内膜の増殖が起こり、再狭窄へとつながります。この課題を克服するために様々なデバイスの開発が行われてきました。側枝にアクセスしやすい構造のステント、カッティングバルーンや薬剤コーティッドバルーン、また、DCAが再び登場し、IVUSやOCT/OFDI等のあらゆるイメージングモダリティを駆使して、再狭窄フリーを目指す試みが世界中で行われています。
このような分岐部病変の治療に焦点をあてた研究会が2000年代に世界中で立ち上がりました。その中でも代表的な会が“European Bifurcation Club (EBC)”です。EBCは2004年に設立され、医師のみならず、エンジニア、物理学者、統計学者、疫学のエキスパートなどを迎えて、この領域について科学的に議論する場を設けました。私自身もこの会には毎年参加していますが、大きな刺激を受け、このような研究会を日本で立ち上げたいとの思いに駆られました。そこで、熱い思いを共有する同志に声をかけ、2012年にJapanese Bifurcation Club(JBC)の旗揚げをしました。
第1回のJBCを2012年7月に東京女子医科大学・早稲田大学連携先端生命医科大学研究施設(TWINS)で開催し、国内外から30人程の先生方が集まりました。第2回はCVIT 2017において開催し、70人程の会場に人が溢れ、盛況に終えることができました。そこで、JBCの更なる発展を目指し、2017年10月に発足当時の先生方に加えて、臨床の第一線で活躍する若手の先生方に世話人に加わっていただき、組織の若返りを図りました。今後はJBCのライブデモンストレーションを含め定期的な研究会の開催を行い、そこから得られた見解や新たな知見を発信し、カテーテルインターベンションの更なる発展に貢献していきたいと考えています。
JBC理事長 挽地 裕(福岡輝栄会病院)
理事長
挽地 裕
福岡輝栄会病院
理事
木下 順久
豊橋ハートセンター
志手 淳也
大阪府済生会中津病院
村里 嘉信
九州医療センター
会計監査
山脇 理弘
横須賀市立うわまち病院
世話人
市川 忍
今治第一病院
岩﨑 清隆
早稲田大学理工学術院
岡村 誉之
山口大学
鹿島 由史
札幌心臓血管クリニック
久保 隆史
東京医科大学八王子医療センター
久米 輝善
川崎医科大学
藏満 昭一
札幌心臓血管クリニック
栗山 根廣
宮崎市郡医師会病院
小松 宣夫
福島労災病院
塩出 宣雄
広島市立広島市民病院
新家 俊郎
昭和大学
清野 義胤
公立小野町地方綜合病院
髙木 健督
国立循環器病研究センター
中尾 文昭
山口県立総合医療センター
中村 淳
川崎幸病院
名越 良治
大阪府済生会中津病院
沼澤 洋平
慶応義塾大学
華岡 慶一
華岡青洲記念病院
平瀬 裕章
高岡みなみハートセンター みなみの杜病院
三友 悟
川崎幸病院
山下 武廣
札幌孝仁会記念病院
山田 愼一郎
北播磨総合医療センター