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開催概要

名 称
Japanese Bifurcation Club 2024
  • Conference / 2024年7月6日(土)
  • Live Demonstration / 2024年11月16日(土)
主 催
理事長
挽地 裕(佐賀県医療センター好生館)
理 事
志手 淳也(大阪府済生会中津病院)
村里 嘉信(九州医療センター)
木下 順久(豊橋ハートセンター)
開催方法
WEB配信
事務局
豊橋ハートセンター内
〒441-8530 愛知県豊橋市大山町五分取21-1
事務取扱
株式会社テクロス
〒160-0022 東京都新宿区新宿一丁目9番1号
NEOX新宿ビル7F
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ごあいさつ

分岐部病変治療戦略 2024 ~課題解決に向けた徹底討論会~

経皮的冠動脈インターベンション(PCI)のラストフロンティアとして各国のカテーテルインターベンショニストが積極的に取り組んできた分岐部病変に対する治療は絶えず進化を遂げています。分岐部病変は慢性完全閉塞(CTO)や石灰化を伴う症例も多く、優れたアウトカムを達成するには側枝の処理に対するオペレーターの技術はもちろん、利用できるデバイスや画像診断の知見を持ち、それらを融合させる必要があります。報告によると、PCI施行の約3割で分岐部病変が見られ、これはPCIオペレーターにとって避けて通れない課題です。難易度も症例により異なり、どの症例もユニークで、日々の鍛錬に加え、最新の技術とデバイスの特性などを常にアップデートしておかねばなりません。私たちカテーテルインターベンショニストにとって、分岐部病変治療において側枝の適切な処理を行うことは、患者さんとの約束を果たすことに他なりません。患者さんの健康と安全を最優先に、循環器内科医としてカテーテルを握るその時から、我々が持つ技術と最先端のデバイスを駆使し、最良の結果を目指して全力を尽くします。

Japanese Bifurcation Club (JBC)では、常にこのような理想の元にカンファレンスやライブデモンストレーションを企画・運営してきました。そして、世界の分岐部病変治療に対する知見を共有し深めるために、アメリカ、ヨーロッパ、韓国のBifurcation Clubとのコラボレーションを行い、各国を代表するBifurcatersより彼ら独自の思考に加えてテクニックやデバイスの利用の仕方などの情報交換も行ってまいりました。欧米や韓国のBifurcatersも世界のBifurcatersとの交流の中で得られた知見を踏まえ、分岐部の治療に真剣に取り組み、常に向上を目指しており、今や、日本が世界一高いカテーテル技術を持っているという考えは過去のものとなりました。技術の発信だけでなく、世界の最新動向から学び、我々の技術と融合させ、さらなる質の高い治療を行うことが、我々カテーテルインターベンショニストに課された使命となるでしょう。そのような中で、JBCのBifurcatersたちが現在の分岐部治療の課題と考えているlesion preparationにおける各デバイスの役割の再検討、よりよいアウトカムへ結びつけるためのテクニックやDESの 選択、DCBの役割、新たに登場したIVLと既存デバイスの比較などを取り上げ、「分岐部病変治療戦略 2024 ~課題解決に向けた徹底討論会~」をテーマとし、JBC 2024を開催いたします。Conferenceでは、座学とハンズオンセッション、さらにLive Demonstrationを大阪府済生会中津病院からの中継を通じて、分岐部治療に対するprofessionalityを高める会を目指してまいります。皆様と議論を深めていけることを楽しみにしております。

Japanese Bifurcation Club
理事長 挽地 裕

プログラム